国立研究法人 水産研究・教育機構が「昆虫餌で育てた魚の味は??」というイベントを開催されました。
令和7年2月1日-2日にかけて葛西臨海水族館で行われたようです。
イベントの内容はトークイベントと「アメリカミズアブで育てたマダイの唐揚げの試食会」だったようです。
美味しい唐揚げだったようですね。
飼料用タンパク質としての昆虫養殖の勉強をしています
国立研究法人 水産研究・教育機構が「昆虫餌で育てた魚の味は??」というイベントを開催されました。
令和7年2月1日-2日にかけて葛西臨海水族館で行われたようです。
イベントの内容はトークイベントと「アメリカミズアブで育てたマダイの唐揚げの試食会」だったようです。
美味しい唐揚げだったようですね。
名古屋市に本社を置く『東邦ガス』がサーモンの養殖に参入されています。
LPGを気化させるとき使用した2-4℃の海水を利用しています。
今年は60tの出荷を見込んでいます。
ちなみに60tのサーモンを養殖するには1.2倍程度の72tの飼料が必要となります。
飼料の45-50%は魚粉ですので32.5-36tとなります。
そのうち半分を虫粉に置き換えるには約16-18t必要となります。
月あたりにすると乾燥虫粉1.5t程度になるかと思います。
インドネシアの事例では1tの食物残渣から45kgの乾燥幼虫が捕れるようですので、毎月1.5tの乾燥虫粉を利用するには、33t程度の食物残渣が必要となります。
1日約1tぐらいの有機廃棄物を再利用することが出来ますね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dabfa92d3596515a651813cd85a879a9f34150c3?page=1
面白い記事がありましたのでご紹介させていただきます。
以前海老の陸上養殖についての記事を書かせていただきました。
今回ご紹介する取り組みは団地の使われていない建物内で閉鎖循環型のシステムを使って、バナエイエビ、かわはぎ、ヒラメを養殖しています。
養殖海老に与える配合飼料の55%天然のタンパク質と資料にありましたので、恐らく魚粉がベースになっているとおもいます。
海がなくても魚類の養殖が可能ならば、食糧問題の解決の一部を担えると思いますが、やはりエサの問題が出てきます。
魚粉の材料のカタクチイワシは天然資源で、漁獲制限もかかっています。
そこで昆虫タンパクがお役になれるのではないかと考えています。