“養殖業者支援を”赤潮被害で地元市町と漁協が県に要望

少し前の生地になりますが、養殖魚への赤潮の被害がありました。
記事によると48万匹あまりのシマアジやカンパチが死に9億7000万円の被害が出たようです。

 近年陸上養殖への注目度が上がっている要因として、赤潮の被害がなく計画生産が可能と言うのも挙げられています。
 循環型陸上養殖に適した魚種は次第に移行されると思います。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20240723/5000022794.html

八代海で発生している赤潮による養殖魚への被害が拡大する中、地元の自治体や漁協が被害を受けた養殖業者への支援を県に求めました。

八代海ではことし5月以降、有害なプランクトンの大量発生による赤潮の被害が相次いでいて、県のまとめでは、23日までに養殖のシマアジやカンパチなどあわせて48万匹あまりが死に、被害額は9億7000万円あまりにのぼっています。

こうした中、天草市や上天草市、それに津奈木町と、地元の漁協の関係者が23日県庁を訪れ、木村知事に要望書を手渡しました。

このなかでは被害を受けた養殖業者の事業継続に向け、被害を補償する共済組合からの支払金を実際の被害額に近い内容に見直すことや、新たに稚魚などを導入する際の費用に対する支援などを求めています。

天草市の馬場昭治市長は「養殖業者を守ることは日本の食を守ることにもつながる。業者が早期に経営を再建し、今後も事業に取り組めるよう支援をお願いしたい」とあいさつしました。

これに対し木村知事は「非常に危機感を持っている。県として出来ることはただちに行い、さらに深掘りすべきことは国にしっかり要望していく」と述べました。

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