JR四国 サーモン養殖事業に参入へ 鉄道赤字で事業を多角化

 最近では事業の多角化と廃棄していた熱源などを使って魚の陸上養殖に挑戦する企業様が増えています。
 魚種としてはサーモンが多いようですね。
 太平洋サーモンが一般的ですが、キングサーモンに挑戦する企業様も増えています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240806/8020020917.html

 JR四国は、鉄道事業で大幅な赤字が続く中、新たな収益源のひとつにしようと、サーモンの養殖事業に参入することになりました。
 JR四国によりますと、熊本県で陸上養殖などを行う会社と連携して、この会社の敷地内に自社の水槽を設置し、8月から試行的にキングサーモンの養殖を始めるということです。
 水槽の管理などはこの会社に委託する一方、現地を繰り返し訪問して水質や水温の管理など、陸上養殖のノウハウを学ぶことにしていて、年内には初めての収穫を行い、年間で6トンから8トン程度の出荷を目指すとしています。
 また、それと並行して養殖に適した場所を探した上で、今年度中には四国でも陸上養殖を始めたいとしていて、2030年ごろまでに1億円以上の売り上げを目指すとしています。
 JR四国は、鉄道事業で大幅な赤字が続く中、事業の多角化を進めています。

 陸上養殖事業は会社の内外から募集した新規事業のアイデアをもとに調査を進める中でいきついたということで、第一次産業に参入するのは初めてです。
 四之宮社長は、「人の流れで左右される既存事業とは異なる新事業のチャレンジとして、四国で安全でおいしいブランドサーモンを作り、全国や世界に広げたい」と話していました。

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