愛媛大学とDNPが協力して年間100tの乾燥ミルワームの出荷を目指していると言う記事がありました。
アメリカミズアブの幼虫で考えると約2/3は水分ですので、乾燥前で約300tの生体が必要となります。
ざっくりと1日800kgの生産が必要な計算です。
では実際にどのくらいの生産面積が必要になるのでしょうか?
下記のyoutubeでは3m×5mの空間で10-15kgの幼虫を毎日出荷する方法を紹介しています。
そこから計算すると30m×50mあれば生産量は100倍になり、1000kgから1500kgの収量が見込めます。
ただ、動画を見ると作業空間がかなりの面積を占めており、養殖棚だけを並べると5倍ぐらいは置けそうです。また、縦方向にも3倍ぐらいは養殖用のパレットを配置できそうです。
それを考えるとその面積の1/15ぐらいの面積で生産が可能かもしれません。
効率的に棚を工夫すれば10m×10m程度の面積で幼虫の養殖は可能だと思われます。